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EVENT | 2022.04.28

【5月本店gallery】母の日とおくりもの展

2022年の“母の日”を特別な日にしませんか?

手刺繍作家として近年、幅広い活動をされている安藤由希さん、“愛の絵言葉”を言葉や絵で表現し、多くのファンを持つえだむらかつみさんお二人の個展を、浜松本店2F galleryで開催します。

母の日の贈り物に最適な、えだむらかつみさんの絵を安藤由希さんが手刺繍した初コラボの「はんかち」も並びます。
その他に絵やポストカード、手刺繍の作品が多数展示販売されます。

テーマ: 母の日とおくりもの展
期間: 5/1(日)~5/31(火) 10:00~18:00 ※水曜定休
今年の“母の日”は5/8(日)大安吉日です。

 

開催に辺り当社代表の大高が、お二人にお話を伺いました。
 
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大高:お二人の活動されたきっかけを教えてください。

安藤さん:
15年ほど前に、とあるイベントで手刺繍の作品と出合い、とてもときめいたのを覚えています。
私もやってみたい!と思いましたが、子育て真っ最中で、すぐには取り掛かれず…。
10年ほど前にママ友から頼まれて、刺繍の作品をつくってみました。
そこから独学で刺繍のステッチを覚えていくんですが、イラストを描いて、その絵を刺繍する時間が楽しく楽しくて。
作品づくりにどんどんはまっていきました。
子育ての合い間に、絵を描いて、それを手刺繍していく時間が本当に幸せでした。
そんな中でたしか5年ほど前だったと思いますが、静岡の伝統織物「遠州綿紬」に出合います。
遠州綿紬にはじめて刺繍をした時の心地よさは、今でも覚えています。
針を差した時のサクッとした音や、糸を通したときのスッとした感覚が本当に心地よいんです。
当時、とある飲食店さんから、遠州綿紬を使った店舗用の暖簾に、刺繍で名入れをして欲しいと依頼されました。
お客様を最初にお迎えする看板でもある暖簾です。本当に緊張しながら刺繍しました。
その暖簾を一生懸命つくり、お客様には喜んでいただけたのですが、言い難いんですが自分の中で納得のいく作品にはなりませんでした。
そこから腕を磨こうと、刺繍への向き合い方が少しずつ変わりました。
2021年からは、ぬくもり工房さんからの依頼で、遠州綿紬の「はんかち」に手刺繍をすることになり、母の日・父の日、干支などの刺繍を施し、店頭で人気商品になったと聞いています。
 
えだむらさん:
小さいころから絵を描いてきました。いつも絵が私の身近にありました。
20代前半で母となりますが、子育てに行き詰まる時期があったんです。。
それと同じくらいの時期に、私の母が余命宣告を受けます。
愕然としました。。
私は母を救いたい一心で、母の容態を少しでも良くしたいと思い、いろんな情報を自分から取りに行くようになりました。
母はとても明るい人で、それは闘病中も同じでした。よい治療方法が見つからなくても、いつも家族の前で自然体でいてくれました。
その時、私は命の儚さや尊さを感じました。
「限りある命」
母の強さをみて私自身が、わが子にとって良きお母さんであろうとし過ぎていると感じ、自分を見つめ直すことができました。
自分自身と向き合う中、昔から好きだった絵を描くことで、今の気持ちを表現してみようと思ったことが今の活動のきっかけです。
絵を通してたくさんの方と出会ってたくさんお話ししました。
7年ほど前ですが、とあるきっかけで「言葉と絵で、人に励ましやねぎらい、勇気や笑顔をおくりたい」と想う気持ちが強くなりました。
私も母のように、いのちを喜んで、楽しんで、幸せに感謝して精一杯生き切りたいです。
我が子や、私が関わる子どもたちにも、その背中を見てもらえたら嬉しいです。
 

 
大高:今回初のコラボとして、母の日の贈り物を用意しました。そちらへの想いを聞かせてください。

安藤さん:
私が尊敬する、えだむらかつみさんの絵を刺繍できる事がほんとうに嬉しいです!
刺繍をしていて、いつも以上に幸せを感じました。
ただ驚いたことは刺繍を進めて行く中で、えだむらさんの絵から描き手の想いが私の手や体に入ってくるような感覚になり、刺繍が思ったように進まなくなったんです…。
えだむらさんのエネルギーが体に入ってくるような。初めて感じた感覚です。
作品に集中すると時間がどんどん経っていき、ハンカチ1枚を刺繍するのに、いつもの3~4倍の時間が掛かりました。
正直とっても大変でしたが、ハンカチを使っていただく方の幸せを願いながら刺繍しました。
その想いが伝わってもらえると嬉しいです!

えだむらさん:
私も個人的に、安藤さんの刺繍作品が大好きです。
私が描いた絵が、安藤さんの手刺繍によってどう表現されるか、とってもワクワクしました。
また私にとって「母の日」の企画ということで胸が熱くなる思いです。
今回の個展も、母への感謝の気持ちをのせて開催できること、しあわせに感じます。
安藤さんの手刺繍のあたたかさに、私の想いをのせてもらえた作品になりました。
 

 
大高:5月に開催する個展への想いを聞かせてください。

安藤さん:
えだむらさんとは、いつか一緒に個展を開きたいね。と、まだ冗談半分で言っていたことが実現されると思うとドキドキします。
しかも大好きな「遠州綿紬」に囲まれての個展です。
とても緊張しますが、作品づくりを存分に楽しんで、今までにない新たな作品の準備も進めていきたいと思います!

えだむらさん:
今までは単独の個展ばかりでした。
安藤さんともいつか一緒に個展をひらきたいと思ってましたが、どうやるかイメージはできてなかったです。
今回、ぬくもり工房さんを通じて「母の日の贈り物」でコラボできたことがすばらしい経験でした。
私自身の作品「愛の絵言葉」の新作も、描いて展示したいと思います。
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