INFORMATION | 2023.01.15
水通し
ぬくもり工房で扱っている遠州綿紬は、すべて水通しを行っています。
写真は、浜松市内の工場で生地を水通ししている様子。
ぐるぐると回転する機械の中で生地が洗われています。
織り上がったばかりの生地には、織る際に糸につけた糊が残っています。
この糊がついたまま洋服や着物をつくると、洗ったときに縮んでしまい丈が足りない、なんてことに。
その糊を、お湯と酵素で洗って落とすことで、生地の縮みを抑えています。
また、ぱりっとした糊を落とすことで本来の生地のやわらかさに近づける役割もあるんです。
遠州綿紬は、織り上がってからみなさまの手元に届くまでに、さまざまな工程を経ています。
手に取った際は、ぜひその工程を思い出してもらえると嬉しいです。
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